びーしちはーすすとーん日記

ハースストーン最高!

【デッキガイド】トークンドルイド

こんにちは、b7です。

突然ですが、なんとなくハースストーンに関する文章書きたいなぁ、と思ったのでトークドルイドのデッキガイドを書いていきたいと思います。

このデッキでアジア、NA両サーバーを4桁から2桁まで上げて、今は両サーバーでギリギリ2桁前後を保ててるので、そこそこ理解度はあると思います。

top10とかじゃないから微妙な実績だけど許してちょ

他のプレイヤーの意見も聞きたいので、コメント、批判、質問大歓迎です。

 

コンセプト

トークドルイドドルイドの強力なカードを用いたミニオンの横並べを中心としたデッキです。

「野生の繁茂」、「滋養」、「究極の侵食」というドルイドの代表的なカードを生かしながら、「狐火の森」などを用いて盤面にミニオンを展開し、盤面にミニオンが残った状態でターンが帰ってきたところを「獰猛な咆哮」や「枝分かれの道」のバーストダメージで相手のヘルスを削りきることを主に狙います。

アグロ相手には「拡がりゆく虫害」を始めとするドルイド特有の守りに特化したカードで守りきり、細かいAOEを持っていないコントロールには「森の魂」を使って処理をするのが難しい盤面を形成し、大きなバーストダメージで勝ちを狙います。

ただし勝ち筋はこれだけではなく、2、3体のミニオンに攻撃バフをかけヘルスを削りつつスペルで相手のヘルスを削りきるなど、様々な勝ち筋に気付く柔軟性が求められるデッキです。 

 

リスト

自分が使っているのはこのリストです。

Tylerが広めた今最も一般的なリストだと思います。

f:id:b787hs:20180925171011p:plain

コード:

AAECAZICApnTAvX8Ag5AX/0C5gXkCJvLAqDNAofOAo7QApjSAp7SAtvTAtfvAuL4AgA=

 

カード組み合わせ

自分が思うトークドルイドの最大の特徴は2枚以上のカードを組み合わせて使うことの多さです。3つのパターンに分けて紹介していきたいと思います。

 

「森の魂」パターン

狐火の森」「拡がりゆく虫害」「サロナイト鉱山の奴隷」「含み笑う発明家」+「森の魂

このデッキの最もよく使われるコンボ。横に広げる効果を持ったカードと一緒に使い、ミニオンが残った状態でターンが帰ってきたところに「獰猛な咆哮」や「枝分かれの道」を合わせてバーストダメージを出す。

ポイントはこのコンボはターンを跨いでも使えるということ。前のターンにミニオンが残りそうと思ったらあらかじめ横並べのカードを使っておいて、次のターンに森の魂を使う。

「森の魂」は2体以上のミニオンにかけることができれば合格だと自分は思います。もちろんマッチアップにもよるがあんまりバリューにこだわらなくても良い。

 

「強殻のクズ拾い」パターン

サロナイト鉱山の奴隷」「含み笑う発明家」「拡がりゆく虫害」+「強殻のクズ拾い

このデッキの最も特徴的なコンボ。攻撃力だけじゃなく体力もあげる効果が盤面トレードを有利にしてくれて盤面が取りやすい。

これもターンを跨いで使える。3ターン目「コイン」「サロナイト鉱山の奴隷」4ターン目「強殻のクズ拾い」はよくやる。

2/3のボディーがついてくる分「強殻のクズ拾い」1体のミニオンにかかれば充分。こっちもバリューはそこまでいらない。

 

「枝分かれの道」先打ちパターン

狐火の森」「拡がりゆく虫害」「サロナイト鉱山の奴隷」「含み笑う発明家」+「枝分かれの道

他の二つのパターンに比べるとあまり使わないがたまに活躍する。

横に広げたミニオンに同じターンに「枝分かれの道」を使ってあらかじめ攻撃力を上げておく動きです。相手がしてくるであろうトレードに合わせて、より自分にとってトレードが美味しくなるように使う場合が多いです。

加えて、最近「苔むしたモノノケ」が入っているデッキが非常に増えています。このデッキの横並べカードへのカウンターになりやすいのでそれを防ぐために、余裕があるときはあらかじめ「枝分かれの道」を使うようにする。

 

基本マリガン

必ずキープするカード

・「野生の繁茂

・「滋養

・「滋養」があれば先行後攻関係無く「魔力の暴帝

・「野生の繁茂」があれば「サロナイト鉱山の奴隷

・後攻の場合は「サロナイト鉱山の奴隷

・後攻で「サロナイト鉱山の奴隷」がある場合「強殻のクズ拾い」と「プルンプルンフループ

基本はこんなところです。マナ加速が引けている場合には、マッチアップや他の手札次第で「DKマルフュリオン」「究極の侵食」のキープも強く検討します。

 

マッチアップ

ドルイド

相性:五分 追加マリガン:「野生の繁茂」があれば「狐火の森

マリゴス、トグワグル相手には微有利だと思います。

結局ドルイドミラーはマナ加速と「究極の侵食」を先に行った方が有利になるが、このデッキの場合マナ加速が引けなくても代わりにミニオンを引くことができれば相手がマナ加速をしている隙にミニオンで相手を殴り倒すことも可能。

「狐火の森」をキープすることがあるのはミラー対策。ミラーでは後半に「狐火の森」を使って「拡がりゆく虫害」を有効に使うチャンスを相手に与えるよりも4マナのターンで使い、相手に「なぎ払い」を使わせることの方が有効。もし相手が「なぎ払い」を持っていなかった場合「枝分かれの道」でそのまま押し切ることも可能になる。

またミラーでは「狐火の森」「森の魂」のコンボは原則使ってはいけない。相手に「拡がりゆく虫害」で返されてしまった場合、こちらがミニオンをぶつけても「森の魂」の2/2が生まれてしまい何も出せなくなってしまう。

「狐火の森」を使う場合は「森の魂」は使わず、相手の「拡がりゆく虫害」が来た場合こちらもミニオンをぶつけた後「拡がりゆく虫害」と上記のカードの組み合わせのどれかを使えると良い。

 

メイジ

相性:有利 追加マリガン:「ジャスパーの小呪文石

テンポメイジなら守りきれば相手が「アルネス」で自滅してくれる。守りの要である「DKマリフュリオン」のキープ優先度が高いが、無条件キープをすると序盤の処理が追いつかなく殴り殺されたことが何回かあるため手札次第のキープ。

ただもちろん攻めるパターンでも勝てる。メイジ側の序盤のミニオンプッシュが弱い場合は盤面をとって一気に攻め立てることが可能になる。「呪文相殺」にだけ注意。

コントロールメイジ相手には「狐火の森」「森の魂」コンボが強力。ほぼ確実にミニオンが盤面に残る故攻撃力バフが非常に決まりやすい。

 

ウォーロック

相性:ズーなら微有利、コントロール系なら不利 追加マリガン:「ジャスパーの小呪文石」「野生の繁茂」があれば「狐火の森

ズー対策で「ジャスパーの小呪文石」はキープする。「狐火の森」もズー相手なら4マナのターンで打つと盤面を落ち着かせることに貢献してくれるため有効なキープ。

ズー相手はマナ加速か除去がどれだけ引けるかとその使い方にかかっている。「拡がりゆく虫害」+「強殻のクズ拾い」or「森の魂」コンボは特に強力、マナ加速する余裕があれば積極的に狙っていきたい。また最近のズーには「苔むしたモノノケ」が入っている場合があるため、自分はケアする余裕があるときはケアするようにしています。

偶数ウォーロックなどのコントロール系は不利マッチではあるがそこそこ勝てるマッチアップでもある。コツはとにかくフェイスをプッシュすること、フェイスプッシュできるチャンスのある盤面を作り出すこと。4マナの「狐火の森」は相手がAOEを持っている可能性が最も低いターンのため積極的に使う。もしAOEがあったとしても2枚を持っている可能性は低いため次の横展開が通りやすい。

「鉤手のリーヴァー」は基本ケアしない。ある程度ミニオンで削れたら「なぎ払い」や「究極の侵食」などの直接ダメージでトドメを刺す。

 

ローグ

相性:有利 追加マリガン:「ジャスパーの小呪文石」「野生の繁茂」があれば「狐火の森」「なぎ払い」

奇数ローグの場合横並べに対応できないため序盤にダメージを受けすぎなければ問題ない。盤面を取ることを意識しよう。「ジャスパーの小呪文石」と「狐火の森」をキープする理由は対ズーと同じ。「拡がりゆく虫害」の使い方もズーに似てる。「なぎ払い」キープは「ヘンチクランのゴロツキ」用。序盤ヒロパをすることになった場合相手の1マナミニオンを殴っておくとこの「なぎ払い」でそのミニオンも巻き込めることになる。

エストローグ相手は手札との相談になる。序盤から少しずつ削れそうなら削りに行くし、一気にダメージを入れたいハンドならゆっくり戦って一気に勝負を決めに行く。

後者のプランを狙う場合は「森の魂」を使うことになるが、その場合手札がいっぱいだと「退散」をされた時ミニオンが手札に戻りきるスペースがなく、ミニオンが死んで断末魔が発動するので盤面にミニオンが残ってくれる。

直接ダメージで削りきるしかないと判断した場合は「獰猛なスケイルハイド」で回復されないようにミニオンを出さずに我慢することもある。

 

ハンター

相性:有利 追加マリガン:なし

マナ加速からの「究極の侵食」、もしくは早い段階からの「強殻のクズ拾い」を狙いたい。「狐火の森」「森の魂」コンボは特に強力な故狙いたいが、「狐火の森」を返すカードは「DKレクサー」と「苔むしたモノノケ」以外ないため普通に使っても強い。

「猟犬使いショー」だけ要注意。相手の「デビルサウルスの卵」は基本的にはこちらから割る必要はない。

 

ウォリアー

相性:微有利 追加マリガン:なし

装甲を貯められすぎてバーストを出してもダメージが足りない状況が一番まずい。中盤から常にミニオンプレッシャーを相手にかけ続けたいマッチアップ。中盤のミニオンに「枝分かれの道」などを早めに使って攻撃力の高いミニオンを数体盤面におく動きなんかが強い。

除去が多いため、「狐火の森」「森の魂」の大きなコンボより、ミニオン展開を分割して相手の除去を枯らした後のバーストを狙いたい。

 

パラディン

相性:有利 追加マリガン:「ジャスパーの小呪文石」「なぎ払い」「拡がりゆく虫害

「サロナイト鉱山の奴隷」が加わったことによって以前のトークドルイドよりさらに戦いやすくなったマッチアップ。

マリガンキープするカードが全部マッチアップに刺さる。「レイドリーダー」や「レベルアップ」など相手のミニオンの攻撃力をバフするカードにだけ注意。「拡がりゆく虫害」を中心に盤面を取れば勝ち。

 

シャーマン

相性:微有利 追加マリガン:「ジャスパーの小呪文石

シャダウォックシャーマンを想定。以前は「狐火の森」「森の魂」コンボを決めてバーストを出す方法が強力だったが、相手の「エレクトラストームサージ」によって決まらない時もある。よって戦い方はウォリアーを相手にする時と同様、ミニオンの分割を心がけ相手の除去が切れたところで一気に試合を決める戦い方をする。

「シャスパーの小呪文石」をキープする理由は「マナの潮のトーテム」の除去と、たまにいる偶数シャーマンに対し優秀だから。

 

プリースト

相性:微不利 追加マリガン:「ジャスパーの小呪文石

ほとんど当たらないからわからないがコントロールにしろビッグにしろ相手のAOEの数が多いためこっちの手札切れが誘発されるパターンが多い(気がする)。特に「心霊絶叫」を意識してドローを大事にすることが大事(だと思う)。

正直あんまり当たってないからわかんねえ。

 

おまけ(滋養の使い方)

「滋養」はこのデッキの中でも最も大事なカードの一つです。どちらの選択肢も強いがマナ加速の方がよく使われると自分は勝手に思っています。

もちろんマナ加速に使うのは強力ですが、マナを増やしても使いきれなかったら意味はありません。先のターンを見越して、出せるカードがあるならマナ加速、手札が弱いならマナ加速が全くできてなくてもドローを選択すべきだと自分は思います。

本当に迷ったら「究極の侵食」があったら加速、なかったらドローって基準でもいいかも。それか加速をしてトップで侵食を引く。

 

おまけ(ダメージ計算)

このデッキは「獰猛な咆哮」や「枝分かれの道」で試合を決めることが非常に多いです。よく知られた計算方法ですが、簡単にリーサル計算をする方法を一応紹介します。

 

ミニオンの合計攻撃力]+[攻撃可能キャラの数 x2]+[直接打点]+ [ヒロパ

 

ミニオンの合計攻撃力]は盤面にいるミニオンの攻撃力

攻撃可能キャラの数 x2]は「獰猛な咆哮」と「枝分かれの道」のダメージ。これらのカードが2枚あったらx4、3枚あったらx6になる。「獰猛な咆哮」はヒーローも攻撃可能になるため「ミニオンの数+1」。

直接打点]は「なぎ払い」のこと。ミニオンに打っても顔に1点入る。

ヒロパ]はヒロパ。DKになってるときは3点。

これらを全部足すと合計ダメージになる。慣れればすごく簡単。

 

例:2/2のミニオンが盤面に5体、手札に「獰猛な咆哮」と「なぎ払い」がある場合。10マナあり、DK変身前、相手の盤面に挑発は無し。

(2x5) + (6x2) + 4 + 1 = 27点

 

ほら簡単。

 

以上!